よみもの
2018.06.08
結婚式は尊いもの

先日、とあるところに置いてあった結婚式雑誌の表紙が目に留まりました。

そこには、

「結婚式に差をつける」

まるで、女性ファッション誌の表紙のキャッチコピーのようで

なんだかとっても悲しくなりました。

結婚式は、他の誰かの結婚式と比べるものでも競うものでもない。

かけがえのない尊いものなのに。

 

おふたりの大切な結婚式を任せていただく業界が

これから結婚式をする方々に

「他の人とは違う変わった結婚式」をするように煽っているような..

『変わったことをしないといけない』という

見えないプレッシャーを与えてしまっているような気がします。

 

hokuleaにご相談にみえる新郎新婦様にも

「ありきたりではない結婚式」を望まれるカップルはいらっしゃいます。

でも、お話を聞きながら

おふたりの本当の想いを一緒に見つめなおしてみると

ゲストに楽しんでほしいという想いが真ん中にあるんですね。

 

変わったことはしなくても、

他の人と違うことはしなくても、

大切なゲストに想いを伝えることが、

ゲストにとってもおふたりにとっても

”いちばん最幸な結婚式”になるんだと

これまでお手伝いさせていただいた新郎新婦様たちが教えてくださいました。

 

 

 

昨日お手伝いさせていただいた、お身内だけのレストランウエディングでのこと。

レストランのテラスで人前式を行いました。

 

おふたりが自分たちで考えた誓いの言葉をみなさんに発表すると笑いがおきるアットホームな人前式。

おふたりを近くで見守りながらゲスト様の方に目を向けると、おば様が涙を流してるんです。

 

きっと、小さいころからずっと見てきた姪御さんが結婚式を迎えたことに、

ただただ嬉しくて涙が出たのだとおもいます。

私もそのお姿をみて、おふたりに想いを馳せるご親戚の、

目には見えないけれど確実にそこにある絆、

深い愛情を想像して、それだけで泣けてきました。

 

いわゆる“感動”を演出”しなくても、

『結婚式をすること』

ただそれだけで、おふたりのことを見守ってきた方々にとっては

じゅうぶん尊くて

じゅうぶん愛おしいものなのです。

 

 

けっして『変わった結婚式』を否定しているわけではありません。

おふたりの想いをプランナーがしっかりと紐解いてさしあげると、

『変わったことをしたい』という新郎新婦様の本当の想いには、

『おふたりがゲストを想う気持ち』がきっとあるからです。

 

でも、もし『結婚式するなら、ゲストがつまらなく思わないように他の人とは違う結婚式をしなくちゃ。

でも情報誌を見てもなんだかピンとこない。だったら結婚式はしなくていいか』

そんな風におもって、結婚式を諦めている方々がいたら、、
結婚式の本当のすばらしさを知らずに諦めてほしくないとおもうんです。

 

まだまだ小さな存在だけれども、知っていただいて必要としていただく方々の為に、
この気持ちを大切に新郎新婦様と向き合っていきたいとおもっています。

 


福岡を拠点に、会場に所属しないフリーウェディングプランナーhokuleaです

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