結婚式には、その土地で代々受け継がれてきた風習があります。
福岡の結婚の儀では”熨斗出しの儀”
熨斗出しの儀とは、福岡博多地方で古くから伝わる伝統で、
元々は、結納時に、熨斗箱に白紙をしき鰹節をのせたものを、
お嫁さんが使人に出すことを「熨斗出しの儀」といったそう。
そして、結婚式で行うお熨斗出しの儀にはこんな想いが込められています。
新婦様が誕生し、ご両親様の深い愛に育まれ成長され、
今日の日を迎えるまでに培ってきたものを集まった皆様へ披露するというもの。
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先日、博多の老舗料亭三光園で披露宴をなさった新婦様、
凛とした表情、丁寧な所作でとても美しい熨斗出しをご披露されました。
私も新郎様のお母様のそばでご一緒に見守らせていただいておりましたら、
お母様が私に、
「綺麗ね、綺麗ねー。」
とそれはもう嬉しそうに話してくださったことが自分のことのように嬉しくて…。
お母様にとっても、お嫁さんを迎える特別な瞬間になったとおもいます。
周りを見渡すと、新婦様のご両親、ご家族、ゲストの皆様、
そして、新郎様も、凛とした新婦様の所作に見入っていらっしゃいました。
それにしても、100名様を前に堂々と美しくご披露された新婦様、本当にすごいです…!
私だったらきっと、緊張で逃げ出してます…。
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結婚式の流行りは時代の流れとともに変わってゆくけれど、
熨斗出しの儀のように、
日本の伝統的な風習を大切に受け継いでいくことって、
とても大切でとっても素敵なことだとおもいます。
福岡を拠点に、会場に所属しないフリーウェディングプランナーhokuleaです
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